バイオリニストは肩が凝る―鶴我裕子のN響日記
|
|
商品カテゴリ: | アート,建築,デザイン
|
セールスランク: | 31123 位
|
発送可能時期: | 納期は下記のボタンを押してご確認ください
|
参考価格: | ¥ 1,890 (消費税込)
|
ご購入前のご注意
このページはアマゾンウェブサービスを利用して運営しています。
掲載商品はアマゾンの取扱いです。最新価格、製品情報はボタンを押してご確認下さい。
|
|
軽いタッチのエッセイ集
NHK交響楽団の第一ヴァイオリン奏者による
軽いタッチのエッセイ集である。
日本ではとかくお高く止まっている感のある
クラシック業界であるが、所詮そこも人の棲む世界、
上下関係や仕事の悩み、リクルートなど
一般社会とそう大差ない事柄が
日夜繰り返されていると判って楽しい。
しかし「のだめカンタービレ」といい、
オーボエ奏者の茂木大輔といい、
クラシック界の情報公開も進んできたものだ。
おすすめの一冊
以前「音楽現代」という月刊誌に掲載されている著者のコラムを読み印象に残っていたので
今回この本をAmazonで取り寄せてみました。
池辺晋一郎氏の「いやぁ、実におもしろい。痛快。うまい。ここまでバラしちゃっていいの?」
というコメントにまったく同感です。
音楽関係者、演奏者(を志している人)、クラシック音楽ファンにおすすめの一冊です。
「ダンフミ」の推薦も納得
同時期に読んだ同じオケのコンマス氏の本より数段面白い。各エピソードの纏めがうまいのだ。「オチ」があると言うべきか。
とにかく読み終わるのが惜しい。続編が出たらすぐ買いたい。
なお、本人のお顔のイラストはちょっとかわいそう。写真を拝見するとそう思う。
面白すぎる!
N響で長年第一バイオリン奏者として活躍する著者のステージ姿は何百回も拝見している。しかし、失礼ながらこれほど面白い文章をお書きになる方とは、全然想像していなかった。音楽的才能と文才。天は時に二物を与える。
N響になじみ深い人は勿論、オーケストラが大好きな人なら、自分で楽器を演奏する人も、そうでない人も、面白くてたまらない。
ユーモアたっぷりの文章ながら、「プロ」の「演奏者」でなければ、決して書けない話が満載されており、読み終えるのがもったいない。
プレリュード(前書き)に書かれた、ウォルフガング・サバリッシュ氏との昨年のリハーサルの様子をはじめ、胸が熱くなるような話、ほろりとさせられる話がある一方で、
「譜読みを楽しむ方法ってある?」の項は抱腹絶倒だ。そうか。プロでも「譜読み」は面倒くさいのか。
しかし、忘れてはいけない。この境地に達するまでに、鶴我さん達、プロの音楽家は、もの凄い努力を続けている事を。
アルク出版企画
ルフトパウゼ―ウィーンの風に吹かれて 「マエストロ、時間です」―サントリーホールステージマネージャー物語 オーケストラの職人たち (文春文庫) はみだしオケマン挑戦記―オーボエ吹きの苛酷なる夢 (中公文庫) N響80年全記録
|
|
|
|
|