奈良の寺 ― 世界遺産を歩く (岩波新書)



奈良の寺 ― 世界遺産を歩く (岩波新書)
奈良の寺 ― 世界遺産を歩く (岩波新書)

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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「?世界遺産を歩く」というより「研究こぼれ話」のオンパレード

お堅い奈文研が独立行政法人化の波をかぶって一般読者を意識し出したのはいいこと。しかしその出来はというと、個々の知識・知見の断片的蒐集にとどまっており、各担当者に原稿を割り振り、単にこれを束ねてホッチキス止めしたのとどこが違うの?と聞きたくなる。

副題が「歩く」となっているが、読者という同行者がいるのに、視野に入っているのだろうか? 副題に一般受けする言葉をつらねているが、単なる受け狙いなのではないか。どうも実態がそぐわっていないように見える。
たとえばふるくは和辻哲郎『古寺巡礼』、新しいところでは『法隆寺の謎を解く』(ちくま書房)がある。そこではまず、読者と著者が一緒になって境内を、回廊を、建物内部を歩き回り、臨場感がありました。
この点、この本では副題が「?を歩」くとなっているのに、臨場感などまるで伝わらない。執筆担当者の研究こぼれ話、とでもいった方が実態に近いだろう。これで奈良の寺歩きが愉しくなるというのは無理な話…。もっとも、高度な知性をお持ちの方は別だろうけど。

それでもそこそこ売れているようだ。奈文研と岩波という権威のの組み合わせからくる安心感、信用なのだろう。一般読者も権威に弱いから、買ってみて面白くなくても、それは自業自得かな(反省)。
一般向け考古学知識書

 奈良文化財研究所は日本史、特に古代史をやってる人間は知らない人はいない、と思うほど有名な団体です。奈良全般の文化財の調査・研究のほか、一般向けには平城宮跡と飛鳥にある資料館、朱雀門と称徳天皇ゆかりの東院庭園の復元など、積極的に活動している団体です。

 本屋でこの本を見たとき、あの奈文研が新書みたいな一般向けの本を出してるのか、とちょっとびっくりしましたが。法隆寺・薬師寺・興福寺・唐招提寺・東大寺などと言った南都の大寺のほか、寺ではないですが平城宮跡・春日大社などに関して、発掘調査の結果の中心に奈文研のそれぞれの学者さんたちが書かれた文章を集めてあります。1トピックス辺り、2・3ページほどなので、読みやすいのも特色でしょうか。一般向け考古学知識書って感じです。

 考古学には疎いんで随分勉強になりました。



岩波書店
飛鳥-歴史と風土を歩く (岩波新書)
古寺巡礼 (岩波文庫)
大和古寺風物誌 (新潮文庫)
飛鳥・奈良時代―日本の歴史〈2〉 (岩波ジュニア新書)
土門拳 古寺を訪ねて―斑鳩から奈良へ (小学館文庫)




遁げろ家康〈上〉

奈落の水―公事宿事件書留帳〈4〉 (幻冬舎文庫)

奈良の寺 ― 世界遺産を歩く (岩波新書)

奈良の都―奈良時代 (小学館 版学習まんが―少年少女日本の歴史)

奈良まほろばソムリエ検定公式テキストブック―奈良大和路の歴史と文化

内乱記 (講談社学術文庫)

謎とき日本近現代史 (講談社現代新書)

謎の豪族 蘇我氏 (文春新書)

謎の秀真伝(ほつまつたえ)―神代文字で書かれた原日本の実像

謎の大王継体天皇 (文春新書)




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